金曜日, 6月 13, 2008

なかなかやるね

地域新聞 千葉中央版より転載

巨大エンジンの再生
七人のサムライ、悪戦苦闘の八ヶ月

県立千葉工業高校(千葉市中央区今井町 関屋校長)で、四十年間眠り続けていたエンジンが昨年一二月に息を吹き返した。電子機械科に在籍していた当時の三年生七人と古市仲司講師の手により再生に成功。この「巨大エンジン再生プロジェクト」を取材した。
今回のエンジン再生を指導した古市先生は電子機械専門で、十年近く同校で勤務した後退職、昨年から非常勤講師として教壇に立つ。エンジンは「作業所での授業の際、教室前で生徒の点呼を取る場所の一隅に置かれていた」とのこと。昭和四十二年に津田沼から現住所に校舎が移された際に一緒に運ばれてきたらしく、四十年間埃にまみれていた。
千葉工高には週一回、課題研究という三時間授業がある。生徒自ら興味あるテーマを設定し、一年間それを研究する。昨春、古市先生から「このエンジンを再生するのは面白いんじゃないか?」と提案され取り組んだのがこのプロジェクト。このエンジンは木材加工用のガソリンエンジン。六五〇キログラムの大きなもので、製造番号から八十四年前にアメリカのウィスコンシン州で製造されたことが分かった。
まずは機械の分解から。テクニカルイラストレーションという、「この部品はどこ」と番号を付けながら分解していく。実際は「埃が多く大変だった」と生徒たち。古いものはなかなか外れない。分解して、塗装を落として、下地をきれいにしてから再塗装。そこまでに悪戦苦闘の五ヶ月間費やした。それから組み立て作業。点火部品は欠損していたため、自分たちで作った。そして無事完成。春先は「動くかどうか半信半疑だった」古市先生自身も「組み立てると動かしてみたい気持ちになった」そう。ところがいざエンジンをかけても動かない。「きれいにしただけで終わりにしようか」と言う先生に対して、生徒達は納得せず、再び試行錯誤の繰り返し。ようやくエンジンが動いたのは一二月上旬だった。三四〇〇cc九馬力のエンジンがボンボンをいう音と黒い排気ガスを出して動き始める。「生徒達は『まさか動くとは』と感激していた」と古市先生も感慨深げ。八四歳の老エンジンはその後同校の玄関に飾られた。 (覇王)
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後輩達にもなかなか見込みのある奴がいることに驚いた。
しかしそんなエンジンあったっけ?
実習棟の裏にリンカーンが捨ててあったのは覚えてる。
ゴミ捨て場に捨ててあった原付を弄ってたのも覚えてる。
キルスイッチ付けるの忘れてプラグコードを引っこ抜いてエンジンを止めたとか
あまりの痛さに誰がプラグコード抜くかで揉めたりとか
次の日プラグコードに紐が付いてたりとか(この発想は無かったわ)
部室で溶接機使うと遙か向こうの野球部の部室が暗くなったりとか
ウルトラチャンバー爆発事件とか・・・
面白い高校生活ではあったよな、女がいないことを除けば

あぁ~、自習棟の入り口入ったところか!
なんか黒くて大きいのがあったような気もする。

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